スポンサーサイト

--------------:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヨルの冒険(前編)雑感

2016-08-13-Sat-21:08
アニメ版ジョーカー・ゲームBD上巻
映像特典『ヨルの冒険(前編)』のネタバレ感想です。
原作小説のネタバレも少しだけ。

発売から半月は経ってるので大丈夫かなと思いますが
一応、たたんでおきます。

*・・・◆・・・*・・・◆・・・*・・・◆・・・*・・・◆・・・*

────オレ様の名前はヨル。
────この辺りを縄張りにしている野良猫だ。

喋ってる!
モノローグだけど台詞ある!
キャスト
ヨル:関智一
を見た時、関智さんが「にゃあ」とか鳴き声ばっかりだったらどうしようと思ってた。
SEで良いだろ!みたいな。

さて、格好つけて名乗るヨルですが直後に追っていた鼠を獲り損ね、鉄格子に激突。
トムとジェリーか。
そこはとない昭和のかほり。


タイトルコールの後は朝、魚屋で買い物をする福本。スーツ姿で買い物籠下げて。
店主との会話から、どうやら常連さん。さすがD機関の主夫。
商品棚の隣でその魚屋の鯵を狙うヨル。店主に見付かってお店の魚を盗むのは諦め、福本の籠に狙いを変更。
大東亜文化協曾まで後を着けて行きます。

このヨル、どうもおっちょこちょい。
木の枝から開いてる窓へ飛び移ろうとして、踏み外したー……。
落下した先はペンキ屋の頭上。
声が佐久間さんだけに彼だと思うと……、いや、別人だ。それ以前に猫だ。
それはそうと如何にも胡散臭いよね、このペンキ屋。
原作ジョーカー・ゲームに
〝あたかも田舎の小学校の分教場を思わせるその建物は、壁のペンキの塗りは半ば剥げかけており〟
とあります。
なので怪しまれないようペンキ屋に扮しているのでしょう。
まだ九段坂下の建物に居るので、機関の方にはペンキ屋雇うお金もないかもしれませんが。

怪しいペンキ屋を踏み台にして今度は無事に窓枠へ飛び移り校舎内へ忍び込んだヨル。
即、機関員たちに見つかる。

機関員が取り組んでいるのは、小説にあった、目隠しした状態で拳銃を分解して組み直す訓練ですね。
以前に同じ型の銃を分解してみた経験があるのだとしても、指先の感覚だけで部品を把握し、組み順を覚えていなければ不可能。しかも相当な頻度で弄ってないと普通、出来る事ではないですが。
機関員はこれが初見(触?)なんでしょう。
こいつらの頭はどうなってるんだ。
佐久間さんが異様だのバケモノだの言いたくなるのも解るってもんです。

今回の席の並びはこんなカンジ↓
座席表
無理なく波多野、三好、小田切を一画面に収める為の配置。
…にしても波多野と小田切っていっつも一列目で授業受けてるよね。真面目だ熱心だと云うよりは、好奇心が強いとか完璧主義意識がより高く負けず嫌いってとこかな。
状況から考えると8人全員居ないとなのですが、実井と甘利の姿は完全画面外で確認できず。
このヨルの冒険(前編)の話を回すのは福本と、波多野、三好、小田切なのでEDスタッフロールまで出番も無し。
後編に期待!

ヨルの姿を見た時、波多野はヨルを出汁に結城中佐をからかい、三好は微かに眉をひそめ、小田切は無表情でした。
魔王をからかう波多野の命知らず。
三好はあからさまに嫌な表情をするのではなく、見逃しそうなくらいちょっと顔をしかめるだけなのが、常にポーカーフェイスを崩さない彼らしいと云えば彼らしい。そして微かにでも感情を表に出してしまっているところに、本当に猫嫌いなんだなぁ、と思わせられます。

「追い出しましょう」
率先して立ち上る三好に、不穏な空気を感じ取って逃げ出すヨル。
この嫌い様…。
原作小説に〝御伽噺に出てくる猫のよう〟と喩えられてるというのに…三好、お前…。
後々、波多野にも同族嫌悪というやつかとツッコまれてましたわ。

日も暮れた頃、食堂で夕飯の支度をする福本の元へヨルがやって来ます。
朝に買った鯵を捌いていらっしゃる。
鮮やかな包丁裁き、そして割烹着。
さすが機関員のオカン、福本。足元のヨルに気付いて、下ろしたての切り身を差し出す。無言かつ無表情で。
朝、魚屋で福本がヨルに視線を遣る描写は無かったけれど、買い物してるすぐ横で店主に怒鳴られていたのは気付いていた筈。
魚が欲しくて自分にくっついて来たのかもと思い至ったのでしょう。
食べたら満足して帰るとまで思ったのかは謎ですが(野良猫は大抵、一度食べ物を集ると何処かへ行ってしまう)。
若しくは猫にも手料理を振る舞いたい?

ヨルは朴念仁福本に一瞬警戒するも、据え膳食わねば雄無き也(?)魚にぱくついたところで、三好、波多野、小田切もヨルを追って食堂へ。
「餌なんかやるな。居着いたらどうする」
猫嫌い三好さんは甘くない。
と云うか半日、三人掛かりでヨルを探し、追いかけていたわけですか。
何て言うか、君ら、一緒に行動するんだね。

機関員みんな他人に世間一般的な意味合いでの興味は無いでしょうから、臨機応変、適材適所、どの組み合わせで動いていても違和感はありませんが。
3話(波多野)、4話(福本)、11話(三好)、12話(小田切)。主役回話数から考えると開始直後二人と最終回手前&最終話二人の組み合わせ。
…と見る事もできるけれど、物語への関わりを考えると。
三好がアニメシリーズの準主役。ヨルの冒険なのだから主人公はヨルですが、実質、今回の一枚目でしょう。
波多野が話を混ぜっ返しつつも転がしてくれる三枚目。
小田切は二枚目。理由の憶測詳細については後述します。
福本も二枚目と云えば二枚目ですが、それよりヨルを大東亜文化協曾へ導き、冒険へと誘うという明確にして重要な役割を持っていますね。
結城中佐は元締ですよね。いや、ラスボスかな。魔王だし。

魚に夢中になっている内に小田切に首根っこ掴まれ、とっ捕まってしまったヨル。逃げようと藻掻き、暴れ始めます。が、
「恐がるな」
小田切の一言であっさり大人しくなりました。
「暴れるな」ではない。ここで「恐がるな」という言葉が出て来るところがホント小田切だなぁ。
怯えるヨルの心情を慮ってか、声音も静かながら冷たさはない。
アニメ本編でも、他人のちょっとした仕草や顔の筋肉の動きから微かな感情の変化を読み取り、嘘か真か判断していた場面が見受けられましたが、猫にも応用が効くのですね。羨ましい能力だ。
原作小説の飛崎が冷たいくらい冷静に他人や自分自身を観察するタイプだったので、そこから来てるのでしょう。
(もし二期があるとしたら、やっぱり『蝿の王』の西村二等兵役だよね…)

入り口から表へ出した時に話し掛ける場面では、冗談を交えつつの語り口調がさらに柔らかく優しいものに。しかも笑顔まで浮かべて。
だから彼の笑顔のどこが貴重やねん出てくる度に笑っとるがな。
ヨル視点でも視聴者視点でも、コイツ良い奴なんだなってなるよね。最終話までアニメを観ていれば、それが何か思惑あっての演技などではなく、本音なのだと判る。一切の打算を抜きにした掛け値なしの優しさをヨルに与える役。
二枚目役者とは、芝居の色気担当です。
色気の言葉通りに嵌めてしまうと可笑しいですが、猫が魅力を感じる、つまり好感を持つ人間と考えれば、食べ物をくれた人や優しく扱ってくれた人ではないでしょうか。

校舎から出されたヨルは、その直後に朝、踏み台にした怪しいペンキ屋を歩道の対岸に発見。
後を着けて行くと、着いたのは住宅街にある小ぢんまりした一軒家。
屋内には仲間らしい男が二人。同じペンキ缶の乗った机の上には、隠し撮りと思しきD機関員たちとたくさんの結城中佐の写真が。
D機関ファンのストーカーか。中でも結城推し。爺専…?
怪しい男たちはヨルに気を止めるでもなく、写真を広げて悪巧み中。そこへ怪しいペンキ屋が合流し、持ち歩いていた缶を開けると、缶の中はペンキではなく爆弾でした。
どうも校舎の裏庭に仕掛けてきたっぽい。
……と云うところで前半終了。

D機関員たちの隠し撮り写真、結城中佐以外は三好、神永、波多野、実井と、小柄だったり一見あまり腕っぷしは強くなさそうな人ばかりなのがセコいよね、ペンキ屋とその仲間たち。
まあ、本当にやり合っても勝てそうだという理由だったらとんだ見当違いで、特に波多野と実井は素手が凶器の肉弾戦派なんだけど。調査が十分ではないのかも。

EDスタッフロールは、ヨルと機関員たちとの日常の一駒。
どれもこれも猫飼いあるある。
波多野との絵がめさめさ可愛い。
伝書鳩を獲ろうとして田崎に捕まえられてるのには笑いました。
獲ったど────……あれ?
みたいな。
なんだかんだすっかり居着いてる。
ヨル≒佐久間さんだと思うと……思うと……、佐久間さんに怒られそう(笑。

幕間
グッズの絵で白猫膝の上に乗せてはにゃ~んとしてるイラストがあったので、
アニメ版結城中佐は隠れ猫好きなのだと思いますが。

後編は主役回話数真ん中組の活躍がきっと見られると信じて
後一月半待機してます。
HOME
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。